免疫力を高めるハーブ【エキナセア】

その他

メディカルハーブ検定の勉強まとめ

別名はパープルコーンフラワー

紫色の花を咲かせる

開花が進むと花芯が盛り上がり、花びらは反り返る

北米の先住民が大切にしていたハーブで、現在でもアメリカでもっとも人気の高いハーブ

近年は免疫力を高めるハーブとして、風邪やインフルエンザ、花粉症の対策として注目を集めている

ハーブ先進国のドイツではエキナセアの免疫活性効果を国家レベルで認定しており、風邪やインフルエンザの予防・改善として広く利用されている

元々は根っこの部分を利用していたが地上部でも同じ効果が得られることがわかり現在は地上部を利用するのが一般的となっている

 

基本情報


学名

Echinacea angustifolia
Echinacea purpurea
Echinacea pallida

和名

ムラサキバレンギク

科目

キク科

使用部

地上部、根部

主要成分
  • エキナコシド
  • シナリン
  • 多糖類
  • イソブチルアミド
作用・適応

作用

  • 免疫賦活、創傷治癒

適応

  • 風邪、インフルエンザ、尿道炎、治りにくい傷
その他

北米の先住民が最も大切にしたハーブで、伝染病や毒ヘビに咬まれた時などに用いた

第2次世界大戦後にドイツなどでエキナセアの科学的研究が進み「免疫力を高めるハーブ」として広く知られる

風邪やインフルエンザ、カンジダや尿道炎などの感染症の予防に用いられている

参考メディカルハーブ検定テキスト 公式テキスト

 

Echinacea はりねずみ
angustifolia 葉っぱが細い花が散った姿がはりねずみに似ていることからこの名前がついたとか
エキナコシド
免疫機能の活性化・強化、抗菌作用、抗ウイルス作用

シナリン
ポリフェノールの一種、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用、利尿、肝臓の解毒、血中コレステロールを下げる、脂肪の代謝促進

多糖類
単糖が結合したもので結合方法などにより効果が異なる
免疫割賦、抗ウイルス作用

イソブチルアミド
抗炎症作用

エキナコシドと多糖類には免疫を活性化させる作用がありリンパ球の働きを促進する。
免疫が活性化することにより、ウイルスの増殖を抑制するインターフェロンの産出を促進させる効果があり感染症予防となる

風邪やインフルエンザなどの上気道感染症の引き始めに摂取すると、症状の緩和や治りを早くするとされている

まとめ

古くから傷の治療や感染症対策、免疫力アップとして利用されてきたハーブ

ハーブ先進国のドイツでの研究により科学的にも効果が知られるようになった

免疫力を高めるハーブとして風邪などの感染症対策として活用される

ドイツではエキナセアの免疫活性効果を国家レベルで認定し、風邪やインフルエンザの予防・改善として利用されている

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