ビタミンCの爆弾【ローズヒップ】

その他

メディカルハーブ検定の勉強まとめ

ビタミンCを豊富に含み女性に人気のハーブ

現在は美容面で注目されることが多いが、かつては薬として重宝されていた

チリの先住民は傷の治療、漢方では腎臓や泌尿器系のトラブルに用いられ、古代ローマの書籍に薬としての記述がある

第二次世界大戦頃のイギリスでビタミン不足を補うために利用されたことをきっかけに高い健康効果が知られるようになり、現在では美容に良いと知られるようになった

ハイビスカスとのブレンドティーが有名

基本情報


学名

Rosa canina

和名

ーーー

科目

バラ科

使用部

偽果

主要成分
  • ビタミンC
  • ペクチン
  • 植物酸
  • カロテノイド(リコペン、β-カロテン)
  • フラボノイド
作用・適応

作用

  • ビタミンC補給、緩下

適応

  • ビタミンC消耗時の補給、インフルエンザなどの予防、便秘
その他

レモンの20~40倍の天然のビタミンCを含んでいる

「ビタミンCの爆弾」と呼ばれている

感染症や炎症などビタミンCの消耗時に用いられる

フラボノイドとビタミンCとの相乗効果が得られ、便秘を解消し美容に役立つ

参考メディカルハーブ検定テキスト 公式テキスト

 

Rosa  バラ
canina 犬

由来は、狂犬病に効いた、役に立たない犬のような草、など諸説ある
英語ではドッグローズ、日本語ではイヌバラなどと呼ばれる

ビタミンC
美肌効果、抗酸化作用、コラーゲンの生成を助ける、免疫力を上げる

ペクチン
食物繊維の一種、整腸作用、コレストロールを下げる、ゲル化作用(ペクチンが入っていないとジャムにならない)

カロテノイド(リコペン、β-カロテン)
色素成分、抗酸化作用
リコペン 高い抗酸化作用
β-カロテン 体内でビタミンAに変換される、抗酸化作用、皮膚・粘膜・目の健康を保つ、免疫力強化

フラボノイド
植物が生成するポリフェノールの一種、色素成分、抗酸化作用、利尿作用、便秘改善、消炎作用、血行促進

カロテノイドは脂溶性のため成分は水に溶けださない
ハーブオイルにしドレッシングに利用したり、茶殻をそのまま食べてもよい

まとめ

ビタミンCの爆弾という異名を持つほどに豊富なビタミンCを含む

フラボノイドはビタミンCの吸収を助け、ビタミンCとビタミンAの相乗効果でコラーゲンが生成されるのを助ける

風邪などの感染症時にはビタミンCが消耗するので治療の補助的に利用でき、日常的に摂取しておくことで免疫力が上がり感染症予防となる

美容と健康面で活躍してくれるハーブ

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