瞑想とは集中力を高め、思考や心の動きを留めること。
移ろいがちな私たちの意識を一定に留め、
心を平穏な状態に導きます。
ストレス解消や睡眠の質の向上にもなり、
現代人にとってうれしい効果も期待できます。
外部に気をとられることなく
心を保つことはマインドフルに生きる助けとなるでしょう。
今回は瞑想方法のひとつであるトラタカ瞑想の中から、
キャンドルを使ったトラタカ瞑想をご紹介します。
トラタカ瞑想とは
一言に瞑想といってもやり方は様々あります。
トラタカ瞑想とは、「凝視する」という意味の「トラタカ」に由来し
ある一か所を一定時間凝視し、
その後目を閉じてその残像を見つめ集中する瞑想方法です。
キャンドルを使ったトラタカ瞑想のやり方
楽な服装、楽な姿勢で行いましょう
・キャンドルを用意し火をつける
・キャンドルの炎を一定時間見つめる
この間はなるべく瞬きをしないように一点集中する
※まずは1分からはじめ、慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきましょう
・瞼を閉じて、瞼の裏に浮かぶ炎の残像を見つめて集中する
・呼吸を整え、ゆっくりと瞼を開く
集中すべきものがあるので、
心を留めやすい瞑想方法です。
途中で他のことへ意識が移ろいでしまったら、
炎へと意識を戻すようにしましょう。
キャンドルについて
キャンドルの炎に集中するだけで
心が落ち着くことを実感できるのではないでしょうか。
キャンドルの炎には「1/fゆらぎ」が存在しており、
自律神経の乱れを整えたり精神を安定する作用があると言われています。
そのため、ストレスや不安を抱えている人におすすめな瞑想方法でもあります。
アロマキャンドルを使えば
香りの力に助けられてさらに深い集中を味わうことができます。
瞑想に向いている香りであるフランキンセンスやミルラ、サンダルウッドなどは
深い瞑想の世界へ導いてくれることでしょう。
最後に
心や頭が疲れた時はまずは一呼吸。
そして目を閉じてもう一呼吸。
これだけでもざわざわしていた心に落ち着きが戻ります。
時間が取れる時はリラックスできる空間で
キャンドルを使ったトラタカ瞑想を行ってみます。
アロマをプラスすれば、
心が落ち着き活力が戻ってくることでしょう。
忙しい毎日を頑張る自分を労わる時間を
1分から始めてみるのはいかがでしょうか。